高円寺日記

気が向いたときに更新

アニメ『ダンジョン飯』に対する複雑な気持ち

アニメ『ダンジョン飯』を見始めました。

僕はマンガが好きなので、マンガのアニメ化に対して反対、というかそこまで歓迎していないという立場です。
原作通りやりすぎて冗長になるギャグパートや、なんかマンガ読んでた時に頭に流れてたのとは違う声がして戸惑ったり、え、そんな色だったの?ってなるなどetc.etc...
結局何が言いたいかというと、マンガを読むという個人的な体験に、ある種の模範解答が提示されてしまう事に対するヤダ味がありますよっていう、そういう面倒くさいファン心理なわけです。マイナーな頃から推してたバンドがMステに出て売れて行ってしまったり、特にタイアップ曲でもなかった好きな曲が急にCMに使われて妙な文脈が生まれちゃったりとか、そういうのが嫌に感じる感覚の親戚です。

して、ダンジョン飯の原作は実は読んでいませんで。じゃあ上でグチグチ言っていたのは何なんでしょうかね。知りません。

あんまり剣と魔法のファンタジーやグルメ系が得意じゃないのですが、TRIGGER製作という事を知り見始めました。

ダンジョン飯。 それは、"食う"か"食われる"か―――
ダンジョン深奥で、レッドドラゴンに妹が喰われた!
命からがら地上へ生還した冒険者のライオス。
再びダンジョンへ挑もうとするも、お金や食糧は迷宮の奥底……。
妹が消化されてしまうかもしれない危機的な状況の中、ライオスは決意する。
「食糧は、迷宮内で自給自足する!」
スライム、バジリスクミミック、そしてドラゴン!
襲い来る魔物たちを食べながらダンジョン踏破を目指せ、冒険者よ!


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TRIGGER製作のアニメが好きで、何を隠そう僕がアニメを見るようになったきっかけを作ったのが『キルラキル』だったんですよ。なのでTRIGGER製作の作品は必ず見ていて、ド派手なアクションと、毎回宇宙規模になる荒唐無稽だけど癖になるストリー、そしてアニメオリジナル作品ばかり作るってことが特徴だと思っていて、そのどれもが僕のストライクゾーンだったわけですよ。

でもですよ、今回の『ダンジョン飯』原作あるじゃないですか。どういうことですか?

頑なにオリジナル作品ばかり作ってきて、まあ、サイバーパンク2077が原作有り無しどっちなのかって言われると難しいのですが*1、急にがっつり原作付きの作品やってどうしたのTRIGGERっていうのが正直なところなわけです。さらにダンジョン飯にそこまでTRIGGERっぽさを感じないというか。

で、1話2話ですよ。

TRIGGERじゃなくても良いのではないかというのが正直な感想です。
あとこれは制作会社関係ないんですけど、マルシルはなんであんなにもダンジョンについて知識少ないのか。一緒にドラゴンまで行ったのではないのか。あと、普通に蘇生がある世界観が受け付け辛いというか。ここら辺は僕の好みの話なのでまあいいとして。
やっぱり僕はアクションが、TRIGGERのモブに厳しいアクションが見たいんですよ。あと新谷真弓の声が聴きたい。

で3話ですよ。

これでした。3話むっちゃ面白かったです。
アクション良かったですね。特に犬の作画がむっちゃ良かったです。今後もねアクションパートがふえていきそうな予感がするので、トレーラー見た感じ。それを楽しみに見ていきたいと思います。原作買うかはまだ迷っています。

また見終わったら感想書くかもしれません。知らんけど。

*1:個人的にはサイバーパンク2077というゲームの箱庭の中でTRIGGERが好きかってやったイメージ