どうも僕です。
いつか行こうと思っていたフジロックに行ってきた。
気になるけど敷居が高そうな、中の見えない近所の飯屋の前でうじうじと右往左往したあと、ええいままよ!!と入ってみたら案外店員さんは気さくで、常連さんも優しく、ただ会計は予想以上に高かった。そんな感じだ。
行ってきたのはチケットが完売していた26日(2日目)のみの1日参加。
泊りの屋外フェス自体が初参加で、一緒に行く友人たちも経験がなく、まずはお試しという事で1日参加とした。1日参加とはいえ今後の為にテント泊。
前日25日の夜、仕事終わりに新幹線で越後湯沢集合。駅近くのスーパー銭湯にて仮眠をとり、翌朝一に会場へ移動。テント設営後は会場入りし夜中まで遊んで、翌朝温泉に入ってお土産買って帰宅。というどっからどう見ても完璧な旅程を組んでいた。
しかし、僕らは初参加。想定外というのは往々にしておこるものである。
集合から事件は起こった。なぜか乗る予定の新幹線の時間でもなぜか僕はオフィスにいた。残業である。こういう日に限って仕事が忙しい。皆さんも経験があるだろう。
集合時間よりも遅れること2,3時間。友人たちに陳謝しつつスパ銭着。
このスパ銭でも事件は起こる。
寝れないのだ。軽くアルコールを入れても。イヤホンをしても。どーしても寝れないのだ。僕は遠足の前日に寝れなくなるタイプだが、そこまで体が高ぶっていたとは思わずびっくりした。結局練れたのは朝4時ごろ。起きたのは朝5時頃。1時間睡眠というバカでかハンディキャップを持ちフジロックへ出陣と相成ったわけである。
フジロックのキャンプサイトは、スキー場の坂が緩いところを運営がキャンプ場だと言い張り、そして参加者もこれはキャンプ場だと言い聞かせ泊まる、集団幻覚と言っても差し支えの無い代物のためテントを張る場所はもちろん斜面に限られる。
入口からだいぶ上ったところにあるが、斜面の中でも比較的緩い場所を見つけなんとか設営。まあこのテント設営というか、テント自体も色々あったが大きなアクシデントではないので特段取り上げない。
学んだことは、3人用テントじゃ男3人は寝れないし、斜面だとなおさら無理。雨が降ることも考えて、サウナになろうと窓は閉めておくべしといったところか。
今回は1発目。初めての参加。学びのフジロック。
会場では学びが多かった。
まずはドリンクの値段。ビールは1杯900円、ソフトドリンク300円。高い。高いとは思ってたけどだいぶ高い。野球場よりも高いとは思わなかった。来年はスキレットにウィスキーでも入れてちびちびやろうと心に誓った。
座る場所がない。グリーンステージはのっぱらにあるので適当に座ればいいが、メインステージゆえに混むのでなかなか難しい。あそこまで座る場所がないのは東京競馬場(無課金)と同じで面を喰らった。持ち運べる小さな椅子は持ってくるべきだった。
山の天気は変わりやすいは本当。いくら晴れの予報だとは言え、雨具の準備はするべきだ。雨にぬれる事もまた良しと知ったが、流石に全身ぐちょぐちょはつらかった。
さて本題のアクトだ。
朝早く会場入りしてしまった為、とりあえずケロポンズwithくまモンを見ることとなった。子供向けを本気でやる大人たちの力はすごく、なんといってもくまモンの、あの炎天下での渾身のダンスは鬼気迫るものがあり、火の国熊本の底力を感じさせるものだった。
FERMIN MUGURUZAは見る予定があったわけではないのだが時間がちょうど良かったので見ることにしたアクトだ。その音楽は力強く、とても思想も強く、しかし楽しい。バスク語だったので何を唄っていたのか、モニターで映し出されたMVを見ることで類推することしかできなかったが、心にはのこり、家に帰ってきてから何を唄っていたのか調べたりしてみたりしている。
君島大空は圧巻の歌唱だった。そして圧巻の演奏だ。テンポもリズムもメロディも、どこかへ行ってしまいそうな程うねる。それでも破綻しないのは、石若駿の圧倒的ドラムがあってのものだろう。あまりのドラムソロのカッコよさに叫び声をあげてしまった。
何より楽しみだったSTUTSのバンドセット。
フジロックに行く前、友人への布教用に作ったプレイリスト。
そのままやったら客演代で破産するから多分無理だけど、と思いながら作った俺のベストプレイリスト。ほぼそのままの超豪華なセトリだった。マジで客演代はだれが出しているのだろうか。そしてSTUTSのポカリ一気飲みがエロい。雨に濡れながら聞く音楽もまた良しと知った。
ちょっと書くことに飽きてきた。
山下達郎のカッティングはかっこいいし、Vulfpeckは楽しすぎていまだ引きずってる、コンフィデンスマンはトンチキだった。
なにが言いたいかってことは音楽は楽しいしまたフジロックに行きたいという事だ。
そして最後に学んだこと。
音楽は素晴らしく、同じ曲で体を揺らし空間を共有することはできる。が、それが音楽の限界だといういうこと。これはキャンプサイトに戻ろうと、サイトへの入場列に並んでいた時のことだ。みんな全身全霊で音楽を楽しみ、くたくた、それでも列は形成され秩序がある。と思っていたら割り込みが発生した。目の前の人に注意されていたが言葉が通じないのか無視をしていた。言葉が通じなくても列ができているのは見ればわかるし、あとで気づいたが割り込みをしたのは日本語話者だった。Vulfpeckのアクトが終わった後のグリーンステージにはゴミが散乱していたし、山下達郎は混み過ぎて道がふさがり不満の声が各所から聞こえた。音楽は魔法ではなく生活なのだと体感した。
まあでも来年も行きます。生活の地続きに音楽はあり、life goes on 生活は続いていく。