山口県に行ってきました。
山口県にある山口市はNYタイムズが選ぶ2024年に行くべき52か所にも選ばれ大変注目が集まってる都市なのですが、一番のランドマークである瑠璃光寺がよりにもよってこのタイミングで改修工事をしているというお茶目な一面もあります。
外国人観光客が大量に来る前にふぐを食べつくしてしまうのが今回の旅の目的です。2泊3日レンタカー旅です。たどったルートで紹介してもわかり辛くなると思うのでカテゴリごとに紹介していきます。
霊験あらたかすぎる寺社仏閣
山口県は自称西の京。自称なのが悲哀を感じさせますが、バックボーンがわかりやすい神社が多くあるので、にわか神社好きでも楽しみやすいです。
- 防府天満宮
日本最初に創建された天神様を名乗る神社です。菅原道真様を祀っておられます。日本最初の神社は島根県にあると思っていました。まさかの山口県です。 建物とかはさほど豪勢ではないというか、ぶっちゃけ見どころが少ない感じではあるのですが、デカい石階段とデカい牛の像、高台からの見晴らしはかなりいい感じです。 松陰神社
山口県は幕末の匂いが色濃く残る都市でもあります。特に松陰神社のある萩市は城下町の風景がそのまま残っており、高杉晋作の実家なども見る事が出来ます。松陰神社は松下村塾などが残っていたり、幽閉されてた家が残っていたりと見どころ多め。山口県観光で迷ったらとりあえず萩市に行くことをお勧めします。元乃隅神社
観光地として紹介されている神社の中で、他の追随を許さないありがたみの無さがあります。日本海側にあるお稲荷さんで日本海に向けて並んでいる大量の鳥居が見どころになります。 ですが、本殿といったものは存在せず鳥居以外の見どころはほぼありません。神様に失礼だとは思うのですが、観光地としてこなれすぎててありがたみが本当にない。日本海にむちゃくちゃ近いので潮風の影響でりっぱな建物が建て辛いのはあるかもしれない。だけどこの鳥居はダメだろ。 駐車場料金を唯一とられる神社でした。別にいいんですけど。日本海を身近に感じられるのでその点はおすすめです。赤間神宮
壇ノ浦の戦いで亡くなった安徳天皇を慰めるために建てられた神社です。竜宮城を彷彿とさせる水天門が有名で、水天門自体が建てられてのは昭和らしい。結構最近。
赤間神宮の前身である阿弥陀寺は耳なし芳一の舞台らしく、芳一の像を見ることもできます。平家物語の聖地巡礼目的で行ってきました。近くに唐戸市場や関門橋もあるのでついでに寄ってみる価値ありです。
で、ここまで神社をお勧めしたりしなかったりしてきたわけですけど、ここからが本題です。
神社いった記念として、防府天満宮と松陰神社でおみくじを引いてきました。防府天満宮が箱の中から自分で引く方式、松陰神社はお金を入れると勝手に出てくるガチャガチャ式で松陰先生のありがたいお言葉入りです。結果は下の写真通りでした。
お判りでしょうか。どちらも吉はまだあると思うんですけど、ほかのお言葉も一字一句完璧に一緒です。僕の今年の運命が決まりました。吉です。
以上、霊験あらたかすぎる神社でした。
橋は良いもんだな
山口県は橋が素敵なのです。3方を海に囲まれており川も多く島もたくさんある地形ならではといいますか、とても素敵な橋がたくさんあります。
錦帯橋
山口県の観光名所といえばここって人が多いのではないでしょうか。5段アーチで渡るのにお金がかかる橋です。往復で300円くらいします。冬の朝は凍結していますので、渡る際はお気を付けてください。 橋の周りに観光する場所があるかというと、案外ないのが錦帯橋で、1泊2日とかの旅行なら行かなくてもいいと思います。ほかの観光名称と違って広島に近いので、広島旅行で宮島行って、ちょっと時間余ったら行くって感じのほうが良いと思います。宮島からだと車で30分、宇部空港からだと2時間かかります。角島大橋
角島大橋はマジで良いスポットです。ランドマークになるような飾り気は一切ないのですが、角島に向かってすーーーーーーーーーっと伸びてく姿に見惚れてしまいます。シン仮面ライダーのラストシーンで、仮面ライダーが爆走していたことでも有名です。 して、写真をパシャパシャ撮っていたらスーッとパトカーが近づいてきまして、警察官に話しかけられました。近場でお爺さんお婆さんが失踪したそうで見ていないかとのことでした。僕が通報されたわけじゃなかったみたいで良かったです。おじいさんおばあさんが見つかっているといいのですが。関門大橋
下関と福岡の門司港のあたりを結んでいる大橋です。橋を通っている道は高速道路なので渡るのにお金が要ります。まあ橋は渡るよりも見るに限るので関係ないです。 因みに対岸に渡るだけなら歩いて渡ることもできます。海底のトンネルをですが。福岡県と山口県の県境に跨るという稀有な体験が可能です。片道800m程度、山口と福岡の近さも体感できるので大変オススメ。地元の人たちがランニングやウォーキングをしていて生活を感じることもできます。 関門大橋の近くには源義経の八艘跳びの銅像や、大砲なんかもあってにぎにぎしていて楽しいです。地下道を歩いて往復すると記念に色紙のようなものをもらう事が出来ます。
という事で橋特集でした。ほかにもいい橋を知っていたら教えてください。しばらく山口県に行く予定はありませんが。
飯がうめえな
橋の時にも言いましたが、山口は海に囲まれているので海産物が旨いです。うまい飯を食うことは、この旅の目的の一つでもありました。自他共に認めるデブである僕が山口県を食い尽くしてきましたので紹介します。因みに2泊3日で2キロくらい太りました。
瓦そば
瑠璃光寺の近くにある長州庵というお店で食べてきました。瓦そばは山口のB級グルメで熱々の瓦の上で焼いた茶そばを、だし汁で食べる料理です。お好みでレモンと紅葉卸をつけて食べます。 上に乗っているのはネギと錦糸卵と牛肉。結構おいしいです。川棚温泉が発祥の地なのですが、山口県全域で食べる事が出来ます。ういろう
山口にもういろうはあります。山口ういろうは小田原や名古屋のういろうと違い、米粉ではなくわらび粉を用いて作られいて、デフォルトであんこが入ります。もっちもちのぷっるぷるで、ういろうのモッタリした感じが苦手な人も是非1度食べてみてください。写真は撮り忘れました。僕は御堀堂のういろうを買って食べたのですが、生ういろうは賞味期限が3日、真空パックしたものでも7日と大変短いのでお土産にする際は気を付けてください。
プリンソフトクリーム
萩市にこじゃれたプリン屋さんがあり、プリンに目がない僕は思わず購入してしまいました。なぜ普通のプリンにしなかったかというと、瓶入りで瓶を持ち帰ったりすてたりするのが面倒くさいな、と思ったからです。別にすごく旨いってわけではなかったです。とりあえず食ったのでその報告。唐戸市場の寿司
下関にある唐戸市場は毎週金土日で朝市のようなものをやっています。この市場のすごいところは売っているのがお寿司なところ。寿司以外にもエビフライとか🦀スープとか売ってますけど一番売っているのは寿司。一貫ごとに注文してお店のおばちゃんに取ってもらいます。 お店によっては甘い醤油なので気を付けてください。九州文化だと思ってたんですけど、山口の醤油も普通に甘かったです。僕は甘い醤油好きです。唐戸市場内で店舗ごとに寿司の値段が100円くらい上下するんですけど、食べ比べた結果、しっかり高い店のほうが旨いかったです。ネタのサイズやしゃりのうまさなど結構違います。いろんなお店で食べ比べて体感してください。
基本的にどのお店でもPayPayは使えるのと、韓国人がやたら多く、時には列を守らない人もいることも申し添えておきます。市場内のイートインスペースはかなり狭いので、みんな海の近くのベンチで食べてます。ふぐフルコース
竹園旅館という川棚温泉にある旅館に泊まったのですが、その理由がふぐのフルコースです。1人客にふぐのフルコースを出してくれる旅館は結構少ないのでお気を付けください。食べたのはてっさ、ふぐ鍋、煮凝り、から揚げ。一人でふぐを4匹くらい食べました。 ふぐ、味は淡白でした。歯ごたえがよく、おいしかったです。あとひれ酒も飲みました。香ばしくてとても好きな味でした。因みに同日、老夫婦と超老夫婦の2組が僕のほかに泊まっていたのですが、どちらもふぐのフルコースは食べていなかったのでちょっと気まずかったです。こちらのお宿、ふぐのフルコースと朝食込みで2万6千円。相場的には安いほうだと思います。 先ほどからフグ、フグといっていますが、あちらでは験を担いで『ふく』というそうです。から揚げなどだったら普通に居酒屋にもあったりするそうです。唐戸市場にもふぐの寿司は売っていました。
総括
という事で2泊3日山口旅行でした。今回挙げた以外にも秋芳洞やシンエヴァの聖地巡礼、本場のビッグモーターなどいろんな場所に行ってきました。そこらへんのカテゴリ分けが難しかったのでまた番外編としてまとめたいと思います。山口県、とてもいいところなので1度は行ってみてください。獺祭や雁木といった日本酒の名産地でもありますので酒カスの方にもおすすめです。ではまた山口県でお会いしましょう。今回の記事の題名はAIに考えてもらったので内容とリンクしていない可能性があります。気にしないでください。
以上!解散!