7月14日(日)晴れ。
グレンラガン対キルラキル展に行ってきました。
事実
キルラキルからアニメにハマり、それ以来TRIGGER作品は必ずチェックしているTRIGGER好きな僕です。
この度、池袋PARCO様にて上記展示会が開催されるという事で、発表された段階からどんな展示がされるのだろうかとワクワクしながらチケット発売を待っていました。
チケットは一枚1,800円(税込)。
1,800円は正直高い。相場はしらないが駅ビルの一角で行われる原画展ってこんなにするのかしらと思いながらも、まあカミナと流子の音声ガイド付きだし、音声ガイドなんて美術館とか科学館で借りようとすると1,000円くらいするし、それを差し引いたら800円という事は、実質無料かと思い事前抽選応募。
落選
焦ったが先着発売で余裕の購入。
当日券は販売なし。それでも会場内は窮屈ではない印象。
展示会場は受付などがある前室、グレンラガンの展示室、グレンラガンとキルラキルの合体・変身シーンにスポットを当てた展示室、キルラキルの展示室、特別映像室、グッズ売り場と別れており、間取り図を見る限り一番広いのはグッズ売り場。音声ガイドは入場時QRを読み込み自分のタイミングで音声を聞く方式。音声は入場時、退場時及び各部屋で1個ずつ。グレンラガン・キルラキル部屋だけ2個あったので計7つ。音声は一つが10~50秒くらい。
展示内容はストイックで、実質原画のみ。高さ3mほどの壁面に対してほぼ天井から床までズラッと生原稿が貼られており壮観。
グッズは種類豊富。複製原画からフィギュアや服など、ひと通りのものはそろっている印象。
良かったところ
原画
僕は絵をかいたりするわけじゃないので、上手い絵を見て絵が上手いなーくらいしか思わないのですが修正跡を見るのが好きでして。
なんで好きなのかなって考えたとき、修正跡は本来隠れている筈なのにそれが見れるという、エロやゴシップを見た時と同じ快楽が引き起こされるのかなと思います。
あと青色とかで影書いてあるのもなんか好きです。あれってなんでなんですかね。グッズ
僕もたくさん買いました。
サイバーパンクインタビューに、TRIGGERはグッズ販売のノウハウが蓄積されていて頼りになったみたいな話が書いてあった気がするのですが、本当にその通りなんだろうなってなるグッズの豊富さと外さない内容でした。
複製原画が3枚セットで2,200円と想像したよりも高くなく、何よりチョイスが良い。グレンラガンはやたらサブタイトルを推したデザインのグッズが豊富だったのが面白かったですね。展示内容としてはそこまでフューチャーされている印象がなかったので。文句
音声ガイド
音声ガイドの内容が薄すぎる。時間を経たカミナと流子の声が聞けるのはファンとしては非常に嬉しい。でも内容が薄すぎませんか?ガイドって書いてあるのに何もガイドしてくれん。本展示のプロデューサーはハトバス乗ったこと無いのか?次元の壁があるから制作秘話とかは話させない、っていう言い訳は認めるにしても、グレンラガン対キルラキル展を名乗っておきながら両者の絡みがないのはどうなのか。展示内容
原画展ってのはよぅ、原画並べりゃ良いんだろう!って男気溢れ過ぎる展示。原画に対する注釈や解説は一切なし。原画の横に該当シーンの動画とかそういう事もなし。ラガンとバクザン・片太刀バサミが展示されてるんですけど、そうじゃない!!展示方法
天井から床まで原画があるって見栄えはするけど下の方の原画が見辛すぎる。展示されている原画の該当話数が書いてあるんですけど、原画の上にちょろっと書いてあるだけでマジで見えない。必要か? せっかくグッズで副題をフューチャーしているのだから、副題の原画も載せればよかったじゃない。私1枚だけあったの見つけたからできること知ってるわよ。特別映像
失礼ですが特別映像ってこのPVみたいなモノの事いってます?意地悪な言い方するとファンメイドのMAD動画ですわよ。正直書き下ろしてほしいって思ってしまったけど、難しいのはわかりますわ。でも特別って名乗るなら特別なものにしてほしかったわね。ネット環境
文句と言うより注意。僕のスマホだけじゃなくてほかの方でも発生していたっぽいので。一部展示室でネットがつながらなくなりました。KDDI系列の回線を使っている人は注意して下しゃあ。できればフリーWi-Fiほしかったか。
まとめ
文句多めに見えますけど内容は楽しかったんです。会場では1時間以上じっくり時間をかけ原画を見て、書き込みに慄き、枚数に感嘆し、今にも動き出しそうな躍動感溢れる作品の数々に涙しそうになりました。ちょっと盛りました。
まあ1,800円の価値を僕が見いだせたかというと正直見いだせなかった。
グッズ買うチケットかと一瞬考えてしまうくらいには。。。
原画が生であんな大量に一気に見れる機会はなかなかないと思うので、原画好きにはおすすめしますが、製作秘話や裏話、副音声目的で行く人にはオススメできないってのが正直なところでーーす。
しばらくキルラキル見返す生活しまーーーす。